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戦地からの便り 小田桐正一  068 諸連絡 4

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宛名 通信文

第46信
14 岡山の服屋は如何。相手は相当ズルキ奴の由。何人も一杯喰わされたる型にて、埒あかざる時は、捨て置いても宜しく、態々行く程にも当たらず。代金僅か16円10銭なれば、汽車賃も出ません。
15 松村様から、度々、種々と珍しい物を頂戴している由、宜しく御礼申し上げて下さい。当方からハガキ差し出したく思うも、会社に住居の由なれば、他の人々に対しても如何かと思われ、さりとて、封書は禁止されて居るので、此事情を述べて、宜しく御礼を伝えて下さい。何れ、ハガキで、差し支えない程度で出すには出しますが。

1942/03/15着信

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