小田桐正一 戦地からの便り
筆者の父・小田桐正一は、1941（昭和16）年9月に軍隊へ招集された後、1945（昭和20）年に戦死するまで家族宛にはがきを送っていました。
現在、142通のはがきが残されています。それらのはがきは、ほとんどが正一の父・秀次宛で、子どもの一良、敏子宛も含まれています。
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- 大部分のはがきには一連番号が付いています。また、受け取った日付を鉛筆書きしたはがきもあります。これらを参照してはがきを配列し、001〜142 の番号を付けています。
- 035と036の間にあるはずの「第13信」は 054（第32信）によれば、送付されていません。
- はがきに付けられた番号から、075と076の間、141と142の間にそれぞれ1通ずつ、125と126の間に2通送られたと推定できますが、配達されなかったのか、配達後に散逸したのかは不明です。
- はがき文面の読み下し（現代仮名遣い）を付けました。漢字を仮名になおした箇所もあります。句読点は適宜付け加えています。
- 判読不能の文字は□で示しています。文脈から推測した文字はその後に「?」を付けました。
- 文中に登場する語句について分かる範囲で 注釈 を付けました。
- 葉書の大きさは現在よりも一回り小さく、縦14×横9cm。紙質は粗雑なもの、手作りのものもあり、一定していません。
- スキャンする時、葉書が少しずれたため、はがきの一部が切れたり、背景の白が映り込んだものがあります。
小田桐正一について（履歴など）
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