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戦地からの便り 小田桐正一  139 通信の整理

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宛名 通信文

第120信
  おじいちゃんからの第22信、第23信入手致しました。そちらも元気で何よりです。おばあちゃんの御様子は如何ですか。当方元気でやって居ります。
  第100信以来、ハガキが届かぬ由、そちらからのも余り着きませぬ。但、中村のおばあちゃんからの新聞は割合に正確について居ります。
  第101信航空便(5月4日出)、第102信航空便(俸給が中尉2等級になったこととその学校への手続きの件、5月10日出)、第103、104信航空便(8月11日出)、第105、106信普通便(一良、敏子宛、8月11日出)、第107信航空便(月々の雑誌明朗を文芸読物に変更され度件、軍隊内務令と言う本を送って貰い度件、8月20日出)第108信航空便(9月3日出、床ノ間にある本棚の中から十八史略抄を送って貰い度件)、第109信航空便(9月11日出、送金の件)、第110信(疎開に伴う郵便局へ届け出の件、山田の方の郵便局を指定され度件、9月21日出)、第111信航空便(一良、敏子宛、10月9日出)、第112信航空便(送金の通知10月21日出)、第113、114信(一良敏子宛エハガキ、10月27日出普通便)第115ー119信普通便(防空壕の話、10月29日出)、以上の通りです。不明の点は御問合せ下さい。

1944/11/10発信、1945/01/19着信 航空便

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